ページビューの合計

2014年7月13日日曜日

過酷な職場

私の勤務する学校では昨年よりエアコンが普通教室に入った。
設定温度が28度になっており、室温が30度になれば入れることになっている。
各教室で付けたり消したりもできず、温度調節もできず、階毎に事務が調節している。
ところが、窓を閉めてエアコンをかけたらかえって暑くなってしまう。
我慢できなくて、結局窓を開けざるを得ないので、エアコンは役に立たない。
つまり、設定温度28度で窓を閉め切ると全く役に立たないのである。

以前勤めていた学校では、各教室毎で管理されていたが、それも温度管理が難しかった。
エアコンの吹き出し口ではよく効いて寒い位なのだが、遠いところでは暑い。
どおしても暑いところなくすために、温度を下げざるを得なくて寒さを訴える生徒もいた。
これに関しては扇風機を併用させて、ある程度の温度調節はできた。
ただ、エアコンの消し忘れや、勝手に使用するなどの問題もあった。

一番過酷だったのは、特別支援学校だった。
教室が足りなくて、特別教室を普通教室として使っていた。
この場合、北側の教室である場合が多く、夏場はほとんど風が入らない。
隣の校舎からの照り返しなどで、たまらない状態になった。
それでも、服装を短パンとTシャツにすることができたので、何とか乗り切れた。

今の学校では短パンTシャツで授業ができるのは、体育の授業くらいである。
先日、いつもはポロシャツを着るのだが、試しにカッターを着てみた。
授業中にめまいがして倒れそうになってしまった。
十分水分補給ができてなかったようで、自販機でスポーツ飲料を買って乗り切った。
すべての教師が暑さに参っているわけでは無い。
基礎体温の低い人や、階段を使わずにエレベーターで移動する人などは、大丈夫なようだ。
生徒はじっとしているので、暑いと言いながらも何とか耐えられている。
こんな環境でも、事務からは経費削減で我慢を強いられる
温暖化された環境に耐えられない学校施設そのものが、無用の長物のように思える。
いっそ、超クールビズを生徒も教師も実行したらどうだろうか。
実は男子校だった母校は、暑いときはランニングシャツで授業を受けても良かった。
男女共学では難しいかな・・・

0 件のコメント:

コメントを投稿