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2019年3月22日金曜日

親子将棋

最近は藤井聡太七段の活躍で、将棋がマスコミに多く取り上げられるようになった。
まさしく将棋人気なのだが、私は長いこと将棋を指していない。
子供の頃は父親と良く将棋を指していた。
父親は職場の昼休みに将棋を指していたので、そこそこ強く、また早指しだった。
次の手を考えるのに私が時間をかけすぎると、よく馬鹿にされていた。
「下手な考え、休みに似たり」といつも言われた。
父親に負けるのが悔しくて、何とか勝とう思ったが、高校生くらいまでは勝てなかった。
代わりに弟と将棋をして、そちらでは勝てたので、その鬱憤は晴らしていた。
その代わり、鬱憤の貯まった弟は時々負けると、将棋の駒をぐしゃぐしゃに巻き散らかした。

今考えると、ドライブなどで出かけることの少なかった家族団らんの時だったのだろうと思う。
私の息子は将棋は苦手で、パソコンなどでゲームをしたりして楽しんでいる。
以前は職場などに将棋盤が置いてあったが、今は見かけることも無い。
将棋がしたい時は、将棋ゲームをすれば一人でも楽しめるようになった。
将棋は二人でするのだが、その周りにも指南役がいたりした。
特に、父親は兄弟で将棋を指していると、色々と口を出してきた。

こうした世代を超えた楽しみが将棋だったのだと思う。
せっかくブームになっているのだから、親子や友達とへぼ将棋をしても良いのでは無いかと思う。
ただ、負けるのが大嫌いな私には、将棋を楽しむことはできないだろう。
勝ち負けにこだわる癖を、なくそうとは思うのだが、反面それが無いとやりがいが無いことも確かだ。
とりあえずは、将棋ゲームから始めるしかないかな・・・

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