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2016年5月29日日曜日

SUPならぬSDP

昨日は二度目のSUPの練習を行った。
初めての練習は海で、波があったので二度目は川で波の無いところを選んだ。
天気は曇りで気温は低めであったが、風が無いので問題なかった。
私の住む村から少し離れた千種川の河原に、軽トラで水際まで降りていった。
家からは水泳パンツをはいてきて、上は半袖のウェットスーツを着た。
このスタイルはまだ水温が低いときの水泳練習のスタイルである。
違うのは今回はマリンシューズを履いたことだ。
また足とボードを結ぶゴム紐(リーシュコード)は、犬の首輪を足首につけ、カナビラに結んで外れないようにした。

水に浮かべて座って漕いで向こう側の中州に着くのは簡単だった。
ところがいざ立ってボードの乗ると、バランスを崩して何度も転倒した。
水温は少し低かったが、アウトプールの練習よりましだった。
前回は波があるから難しいと思っていたが、波が無くても立つのが精一杯。
少しでもバランスを崩すと簡単に転倒してしまった。
まるで氷の上に立っているようだった。
ボードが水面を簡単に滑っていく感じである。
川底は石ころだらけだったので、思いっきり手を打ちつけてしまった。

立つ練習だけでは面白くないので、まずは膝をついての正座スタイルで漕いだ。
自分は海に関してはあまり恐怖心は無いのだが、川は何となく不気味な感じで落ちたくは無かった。
水の流れはたいしたことは無いのだが、時々浅瀬があってそこにフィンが接触した。
方向転換は一方を前にかくより、後ろにかいた方が簡単にできた。
膝立ちしたりしても波は無いので、問題なく進めた。
正座スタイルは時間が経つと膝が痛くなる。
そこでボードの上であぐらをかいた。
ボードはゴム製でおしりは暖かく感じた。
ただ時折水が上がってくるのでお尻を冷やされた。

漕ぐのに余裕が出てくると、川の様子を見ることができるようになった。
殆どが石ころだらけの河原だが、一カ所に砂地を見つけた。
そこにボードを寄せて、そこで立つ練習を繰り返した。
わざとバランスを崩したりして、ボードになれるようにした。
勢い余って、頭から水中に落ちて紙が砂まみれにもなった。
立つことに慣れてきたが、漕いですすむことはまだ自信が無かった。
立って漕ぐ練習は、波穏やかな日に遠浅の海岸でしようと思った。

簡単にできると思っていたSUPは、スキー以上に難しい。
スキーは足の向きで滑ることを止められるが、ボードが足の力だけでは止まらない。
しかも、重心のかけ方でボードが簡単に動いてしまうのである。
ただ座って漕ぐことは大して難しくは無い。
お尻が濡れることを我慢すれば、ゴムボートより扱いやすいと思う。
ゴムボートは風の抵抗や、水の流れの影響を受けやすいからだ。
ボードなら水の流れに逆らっても進んで行けた。
今回はStand Up Paddleではなくて、Sit Down Paddleになってしまった。
SUPではなくてSDPなら日本海でも漕ぎ出せるような気になってきた。
しかし目標は、あくまでも尻をぬらさないで漕いでいけるSUPである。

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