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2018年5月2日水曜日

レイニーブルー

私が好きな徳永英明の曲に『レイニーブルー』という、ラブソングがある。
曲は雨の中で、別れた恋人との過去の思い出すイメージだ。
雨がうまく泪を表現していると思う。
一方、カーペンターズの『Rainy Days And Mondays(雨の日と月曜日は)』孤独で憂鬱な雨の日をうまく表現している。
同じ雨でも、情感がまるで違う。
実は、今の私にとって、雨は作っている作物のためにはすごくありがたい恵みの雨である。
それに対して、仕事の上では雨になると、予定した野外での活動ができなくなって、煩雑な内容となり負担が重くなる。
まさしく雨は憂鬱な日なのである。
天気予報にこれほど過敏になるのは久しぶりである。
実は、特別支援学校で作業学習の農作業を担当していた時もそうだった。
雨の日の作業には、やることが無くて苦労することが多かった。

今のようなゆとりの無い生活では、雨の日に過去の思い出にしっとり浸ることなど滅多に無い。
仕事のことなど考えずに、すっぽりとレイニーブルーの世界に浸りたいと思う。
そういえば、家の愚犬クロは強い雨の日はレイニーブルーの世界ならず、Rainy Days And Mondaysの憂鬱な目で私を見つめる。
少々の雨の日は散歩に出かけるので、「雨に唄えば」の状態になる。
ここには、私以上に雨に一喜一憂する存在がいたわけである。
クロにとって、散歩が一日の全てであるからである。



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