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2018年8月12日日曜日

初めてのカヌー体験

今日(8/10)本格的なカヌーに初めて乗った。
ビニール製の安物のカヌーには乗ったことはあった。
まず、座ることにも苦労する。
人に持ってもらって、狭くて足を入れるのにも一苦労。
ふらふらしながら、パドルの使い方も知らず、漕ぎながら教えてもらった。
パドルは右手首の回しでかく面を操作する。
ところが、一生懸命かいてもまっすぐに進まない。
こんなに、まっすぐに進むのが難しいとは思わなかった。
後で聞くと、カヌーはまっすぐ進む方が難しいそうだ。
今練習しているSUPには、フィンがついているので比較的楽にまっすぐ進んでくれる。
今回のカヌーにはフィンが全くついていないので、すぐに回転してしまうのである。
本来は回転しやすい方が安全だと言うが、初心者にはまっすぐ進まないことの方がストレスになる。
まっすぐ進まないと覚悟して、これからは漕いだ方が良さそうである。

今回は上郡の大きな池で、同じように初心者の中学生と乗った。
中学生は1年2年3年の各一名だった。
付き添いの職員も来てくれていたが、一番飲み込みの早いのは低学年の生徒だった。
私は生徒が来る前に一度練習をし、二回目の時に一緒に乗ったので少しは面目は保てた。
しかし、万が一の救助に役に立つのかと自分ながら、恥ずかしかった。
他にベテランのインストラクターがいてくれて、その人の操作は全く別物であった。
パドルの水への入れ方がだいたい違う。
カヌーの舳先の方から大きくかいていた。

だんだん慣れてくると、遠くまで漕いでいったり、スピードを楽しめるようになった。
ただ、漕いでいるのに一生懸命なので、池の上での気分を味わうということはできない。
自然豊かな池の水面で優雅にカヌーを楽しむのが本来の目的だろうが、カヌーを操ることに夢中だった。
普段こういう経験ができない3人の生徒にとっては良い体験になったようで、この後にウォーターバルーンに入って水の上で遊んで楽しんでいた。
カヌーが転倒して池には落ちなかったが、ひもの外れたウォーターバルーンを取りに生徒と一緒に池に飛び込んだ。
意外と気持ちの良い、池の水だった。

陸に上がると、太ももがやたら張っている。
バランスをとるために、またに力を入れて開いていたためである。
簡単にはひっくり返らないとは思うようになったが、簡単に揺れたり回転することに不安を感じ続けていた。
SUPの練習では、何度も何度も水中に落っこちたが、カヌーでは何とか水中に落ちずに済んだ。

二日目のカヌー体験は、一日に比べて楽に操作できるようになっていた。
池の水面の上で、風景を楽しむこともできた。
二日間目は女子で、怖くて固まってしまいベテラン講師に牽引してもらう者もいた。
その女子生徒は後で、池の中に飛び込んで遊んでいた。
要するに、カヌーの揺れが怖かったのである。
今回私は、浮桟橋に上がるときに池に落ちてしまった。
ずぶねれの二日間だったが、ひとつ世界を広げたように思えた。

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