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2018年3月15日木曜日

綾部山の梅2018年

今日(3/15)御津町の綾部山に家内と梅を見に行ってきた。
急に暖かくなって、我が家の梅も咲いているのでさぞかし見頃だろうと思っていた。
その期待を裏切ることは無かった。
平日であるにも関わらず、観梅のお客さんはいっぱいだった。
去年や二年前は、満開にほど遠かったし、肌寒かった。
今回は満開の梅の眺めと香りに包まれながら、坂を登っていくと暑くなって、展望所に行く時には半袖になっていた。
一方、家内の方は数日前から風邪をひいて、梅の香りも分からず、坂を登るの息切れをしていた。
平日なので、いつもの甘酒を提供している場所は閉じていたが、ゆっくりそこで休憩した。
瀬戸内海の島々が春霞の中に霞んでいた。

お客さんは、お年寄りが多いが、立派な写真機を持った年配の人が目立った。
平日と言うこともあって、子供連れはあまりおらず、弁当を広げている人も少なかった。
南側にある食堂に行って、弁当を買って梅の中で二人で食べた。
こうしてゆっくり座って、梅を観ながら弁当を食べるのは久しぶりである。
かつて、子供が小さい頃は、途中で弁当を買って来て食べたりした。
暖かったので、ゆっくり梅の香りも楽しみながら、おいしく食べた。
そして、食後は甘酒をベンチに座って海を眺めながら、ゆっくりと味わった。

この綾部山は結婚して以来ほぼ毎年来ている。
以前は、新聞販売所が無料券をくれることもあった。
昨年の暮れに無くなった義父とも、一緒に来たことがある。
子供が赤ん坊の頃からだから、私は30年ちかく訪れている。
家内は運転免許を取ってからだというから、もっと前からである。
夫婦二人だけで来るようになって、既に10年以上経っているように思う。
いつも来るたびに、幼かった子供と一緒に来た時のことを思い出す。
桜の花見の思い出はあまり無いのだが、綾部山の思い出はいっぱいある。
古木になって、伐られてしまった梅も増えているようだが、、多くはその思い出の背景になってくれた梅である。
ここに毎年来るのは、梅だけでは無い。
海や姫路の賑やかな景色が素晴らしいからである。
ただ、残念なのは食堂や販売所に魅力が無い。
だから、今回は近くの御津の道の駅に寄って、土産物を買った。
そこには、駐車場には入れきれないお客さんがあふれていた。
平日なのに、これだけの観光客を呼び寄せる御津町の魅力を改めて感じた。
ただ、ゆっくり梅を楽しむ場所は、室津にも赤穂にもある。
そちらは、そちらで大切にして欲しいと思っている。

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