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2019年11月3日日曜日

でーしょん祭とタマネギ

この連休は赤穂の畑にタマネギとニンニクを植えようと思っていた。
赤穂の畑はこのところほとんど手を加えていなかったので、家内にも手伝ってもらうことにした。
タマネギを植える日は、赤穂のでーしょん祭と重なることが多いが、今日(11/3)もそうだった。
千種川の河原の祭のために指定された駐車場には、車やバスがいっぱい駐まっていた。
まず、農作業の前に、母親の病院に見舞いに行ったのだが、日曜にも関わらず駐車場がいっぱい。
結局、立体駐車場の一番上に置かねばならないほどであった。
どうやら、総合体育館の催しや、でーしょん祭に関係する人が駐めているらしい。

母を見舞った後、ホームセンターに肥料を買いに行くついでに、家内は隣のディスカウント・ショップで弁当を買いに行った。
戻ってくるのにかなり時間がかかったので理由を聞くと、でーしょん祭の関係者がを弁当を多量に買っていたという。
でーしょん祭の関係者はその着ている衣装で分かるのだが、店員が運んでくる弁当を一斉に買っていくそうだ。
とにかく、店は大賑わいであったようだ。

今回、私はうっかりと一輪車を積んでくるのを忘れた。
小型耕運機や草刈り機はちゃんと積んできたのだが、忘れてきてしまった。
そこで、軽トラの荷台から直接肥料を撒くために、畑に通すために邪魔になる枇杷やスダチの枝を伐らねばならなかった。
畑に乗り入れた軽トラから有機石灰、油かす、牛糞、鶏糞を家内と一緒に撒いていった。
結局、小型耕運機で耕すまでに手間取って、午後一時頃になってしまっていた。
そこで買ってきてもらっていた弁当を食べることにした。

海鮮丼290円には驚いた。
それでもけっこう刺身の品数があり、そこそこいけた。
コンビニで買うより、ディスカウントショップはずいぶんと安い。
他にも、安いサラダや野菜ジュース、クロワッサンも買ってくれていた。
何よりもありがたかったのは、第三のビール。
家内が運転してくれるので、美味しく頂ける。
同じ内容を家で食べたとしたら、わびしく感じられたかも知れない。
畑で食べると、ごちそうのように思える。
そして、十分おなかがいっぱいになった。

ご飯を食べて早々に、手作業で畝をたて、マルチを張っていった。
タマネギの苗を植えるのは家内の仕事である。
その間に私はニンニクを植える準備をしていた。
農作業をしている間、色々と周りの音が聞こえてくる。
海浜公園のテニスの試合の声、救急車や消防車のサイレンはいつものことだ。
今日はでーしょん祭のアナウンスの声まで聞こえてきた。
いつも静かな上郡に住んでいて、こういう賑やかさには元気がもらえる。
家内も手伝ってくれているので、いつもより疲れを感じなくて、色々と作業をこなすことが出来た。

午後3時頃になると、さすがにこちらも体力に限界が来たので、まだ途中であったが切り上げることにした。
家内は夜勤の仕事に出かける息子の弁当や夕食の準備がある。
私も家に戻ってから片付けやクロの散歩が待っている。
出かける時は農作業の後に見舞いにしようかと思っていた。
作業後、汗と泥にまみれてしまった状態になって、先に行っておいて良かったと思った。
家内にはしんどい思いをさせたが、私は手伝ってもらってありがたかった。
上郡の近所の人も夫婦で農作業を行っている人が多い。
一人で黙々とやるよりも、二人で農作業をやると作業もはかどるし、気分的にも楽である。

家内は持ってきたスマホで好きなラジオを聴きながら作業をしていた。
ちょうど、ニンニクの種をほぐしている時には、マーラーの曲がかかっていた。
畑でクラッシックを聴くのも悪くはないが、映画「プラトーン」で使われたの「弦楽のためのアダージョ」は切ない気分にさせられた。
この畑には幼い頃からの想い出がいっぱい詰まっているので、その記憶がフラッシュバックしたりする。
いつもの休日は夫婦でドライブや買い物で過ごすのだが、農作業を一緒にやるのも悪くないと私は思う。
家内にとっては負担が多くて申し訳ないように思うが・・・・








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