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2024年4月3日水曜日

給与からの換算

 サラリーマンの生涯給与はどうも、2億円から2億5千万くらいだそうだ。

それを色々換算すれば、色々見えてくる。

今回の水原一平氏の賭博返済約7億円はサラリーマンの三人分くらい。

逆にウクライナの戦死者四万人は、10兆円程度。

ロシアでのテロ事件死者一四四人は、300億円程度。

太平洋戦争での日本人の犠牲者は約310万人と言われているので、安く見積もって600兆円だ。

日本の財政赤字は1255兆円(2022年)だから、630万人くらいの生涯給与になる。

太平洋戦争で失われた人的損害の2倍と言うことになる。

考えようによっては、平和を金で買っているとも言えるのだ。

支出の多くが社会保障費だから、国が返すあてのない借金で国民の生命の保障をしてくれているわけだ。


時給の面から考えると、国のよって給与が違うので、時給比較すると、

2023年の円レートで1位スイス4168円で、アメリカは3位の2331円となっているが、現在の州によっては3000円を超えているという。(世界の時給 ランキング - fumiblog)

逆に一日1ドル以下の収入しかない所では、時給は20円以下になってしまう。
因みに私は昨年度まで、時給3000円程度の高校非常勤講師をしていた。
今日のニュースでアメリカのある州のファーストフード店の時給が3000円と聞いて、去年の私の時給とかわらないと思った。
静岡県の知事は農業や商業に携わる人を馬鹿にした発言をしたが、静岡県の高校非常勤講師の時給は当然、アメリカのファーストフード店の時給を超えてますね!
この高校非常勤講師の時給は現役の教諭には分からなくて、知人の正教諭に言うと安いと驚いていた。
なぜなら、教壇に立っている以外に授業の準備などが必要だからだ。
ファーストフード店の店員に料理の仕込みから調理をさせておいて、店頭に立っている時間だけ時給を払うのと一緒である。
だから、いかに高校非常勤講師が、アメリカのファースト店の人よりも酷使されているか分かるはずだ。
当然、時給1000円で働いている、日本の多くの非正規雇用の勤め人はもっと安いことになる。
ただ、物価がアメリカに比べて安いので生活の豊かさは分からないが、Youtubeで学校での給食しか食べられない生徒の訴えには見るに堪えられない。

日本は哀れな格差社会になってしまった。
子育てに関しては切実で、生活以上に金が余分にかかる。
お一人様が結婚せずに、金を稼いで、自由気ままに暮らす方が、幸福を満たされるのも分かる。
それで、東大の総長にまでなれる時代である。
それが、現在の豊かな日本であり、金にまみれた政治家が担う日本なのだと思う。
それでも、平和なら良いのかとも思う。
当然、子供もいなくなって滅んでいくのだろう。
既に、田舎では殆ど子供がいなくなっている。




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