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2012年6月20日水曜日

やはり減った鳥などの生き物

鳥はやはり減ったと思う。家内とも話したが一番に上がったのはケリだった。
ケリは上郡に来て初めて知った鳥だが、田んぼの中にいて「キキキキー」とうるさく鳴いて、人にまで向かってくる気の強い鳥だ。
この鳥は自分の縄張りを、同じケリ同士で競うが、カラスなどに対しても攻撃する。
時々夜中にも鳴いて、賑やかなやつだなと思っていた
ところが、このところいるにはいるが、数が本当に少ない

次に全く見ないのが、アマサギでこれは田植え時分に必ずいた。
最初は、季節的に頭の部分が黄色くなるのかと思っていたが、そういう種類で夏だけ来る渡り鳥だという。
サギはいろんなサギを見かける。ダイサギやコサギ以外にも、ゴイサギやアオサギも見ることもある。
ところが、田植えの時に必ず沢山いたアマサギを全く回りで見かけていない。

カラスや鳶も減ったと思う
カラスと鳶が空中戦をするのが面白くて、でかいのにカラスにやられている鳶を応援したくなるのだが、その風景をとんと見ない。
カラスは冬に集団で見かけることがあるが、夏でもいついているカラスをあまり見かけない
カラスは電柱にとまって「かあ かあ」と人が近づくとうるさく鳴くし、どういう訳か屋根の温水器をこつこつ突いていた。

相変わらず蛙は田んぼでうるさく鳴いている。
ただ、数は以前よりも減ったと思う。特にアマガエルとかツチガエルが少なくなった。
そう言えば蛇も今年はあまり見かけない。
家の近くではマムシさえ道路で車にひかれているのをたまに見かけたが、このところシマヘビやカラス蛇を見かけない。
ひょっとしたら、蛙とか小さな昆虫が減ったからかも知れない
そういえば川の小魚も減っているように思う。

哺乳類に関しても、確実に鹿以外の動物は減っている
よく見かけた狸や狐も最近見ないし、猪も降りてきていない
このところ厳重に鉄柵を山際に張り巡らしたので、降りて来られないのかも知れない。

これらの動物や昆虫が減った原因として考えられるのは、近年行われている無線ヘリによる空中農薬散布が第一に考えられる。
また、減反で草の生えている田が減ったことや、冬場から春先のレンゲ畑が減ったことなども考えられるがよく分からない。
まさか、心配している山崎断層地震の予兆とは思いたくないが、868年(貞観10年)に起こったことの再現になる。
ただ、東北大震災との関連からいくと、東北では翌年の869年に貞観三陸地震(M9.0)が起こっている。
列島の歪みの関連からすると、地震が前後してもおかしくないと思うので、用心に越したことはないだろう。

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