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2018年11月29日木曜日

コウノトリ帰来2018年

つい先日(11/25)、道ばたに軽トラックが駐まっていて、お爺さんらしき人が脚立を持って立っている。
ちょうど、通りがかったウォーキングの集団が、「コウノトリがおる」と挨拶ついでに言ってくれた。
そして、その脚立のそばで大きなレンズをつけたカメラを構えている人が、近所の人だと分かった。
この人は、どうやらコウノトリを見て写すために高価な望遠レンズとカメラを買ったらしい。
私も携帯電話のカメラで写してみたが、豆粒ほどにしか写らない。
私には写真よりも、コウノトリが来てくれること自体が、非常に嬉しい。
秋から春先にかけて、コウノトリが鉄塔の上にいるだけで、散歩が楽しくなる。

そういえば、今の職場には豊岡に関係する職員が何名かいる。
他の職員も、西播よりも、東播や但馬の職員が多い。
冬になると雪が積もる地域に住む人は、やはりスキーが好きで、雪が恋しいと言っていた。
私は、たまに行くなら良いが、ずっと雪や氷に閉ざされる暮らしは耐えられないと思う。
スキーも殆どできない。
だから、コウノトリが冬場にやってくるのも、晴れが多くて暖かく、沼地で餌が豊富な上郡を選んでくれたと思っている。

残念ながらこのところ、長く居着いてくれない。
今年も一度見たきりで、その後は姿を消してしまった。
もっと、居心地の良いところを見つけたのかも知れない。
今の職場若い人も、いずれは地元に帰っていくのだろうと思う。
誰でも自分が生まれ育ったところが一番暮らしやすいのだろう。
でも、コウノトリのように、よその地域での暮らしを、一時でも楽しみながら暮らすの悪くないと思う。
私もいずれコウノトリのように、旅して回ってみたいと思っている。
そういえば昔は「旅ガラス」という渡世者シリーズがあった。
私は「旅コウノトリ」という、フィールドワーカーとして暮らしてみたいと思うのだが、果たして懐具合は・・・


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