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2018年12月2日日曜日

越夏ジャガイモ

今日(12/1)の午前中に赤穂の畑に行ってジャガイモを掘った。
実は、今年は春先に植えたジャガイモを、夏の初めに掘り起こしきれなかった。
その時期は、当時閑谷学校の職員であったので、非常に忙しく、身体的に余力が残っていなかった。
梅雨時分にかかるジャガイモ掘りは、毎年重労働にはなっていた。
無理をして、熱中症になってしまったこともある。
それは、汗をいっぱいかいたのに、十分水分補給をせずに、上郡の家に戻った。
その結果、途中から寒気や頭痛がし始めて一日寝込み、疲労感が回復するのに数日かかったように思う。

だから、ジャガイモ掘りは無理をせずに、場合によってはそのまま放っておく。
夏を越しても、早めに掘れば何とか食べられる。
しかし、秋ジャガイモが芽を出し始める時期になると、ジャガイモは大根のように固くなってしまって食べづらい。
今年は、夏の終わりは、スイミングスクールのコーチをしており、やはり身体的に余力が無かった。
それで、ジャガイモどころか、殆ど赤穂の畑は雑草地と化していた。
その中で、ジャガイモがすくすくと大きくなりだしたのである。
実は、芽が出始めた頃に、一度雑草と一緒に刈ってしまっているので、二度目に出た芽が伸びたというのが本当である。
だから、成長は本来秋ジャガイモで植えるものより遅い。
それでも、今年は暖かかったので、霜にやられずにまだ青々している。
そして、掘ってみると、そこそこ大きなジャガイモが新しくできていた。

種芋になった掘り残した親ジャガイモは、最初は捨ててしまおうと思った。
しかし、本来種芋はしなびてしまうものなのに、大きいのである。
ひょっとして、里芋のように親芋が生長したのかも知れないと思って。持って帰ることにした。
食べられなくても、種芋になりそうだと思ったからである。
結果的には、新ジャガイモと親芋は同じくらいの量になってしまった。
これで、新芋も親芋もうまく活用できたら、この越夏ジャガイモは一つの栽培方法にできるかも知れない。
本当は、秋ジャガイモとして、きちっと種芋を植えるべきなのだが、無精農法としてありかなとも思う。

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