今日一週間前に仕込んだニンニクが黒ニンニクになった。
ネットで調べて、いい加減にやったのだが上出来であった。
ニンニクがこんなに甘くなると知らなかった。考えてみれば奄美の塩漬けニンニクは砂糖を加えているのかと思うほど甘かった。これも醗酵して甘くなっていたのだということに気がついた。
ネットでは非常に臭くなるので外に出すように書いてあったのだが、普段よくニンニクを料理に使っている我が家ではさほどの臭さではない。
ただ、完成に近づくと独特の臭いがするので、それがちょっと気になる程度で、全く問題ない。
それでも家内はニンニクの臭いを好まないので、一粒試食しただけで止めてしまった。
甘くて美味しいと一房食べた息子とは大違いである。
この、黒ニンニク製造のために、新しい炊飯器を買った。
といっても、5000円もしない売り出し物。前のは蓋が閉まらなくなって、ゴムバンドで留めていたので、そちらを製造用にした。本当はこちらの方が結構高い炊飯器であった。
これに、小さいニンニクを選って、水洗いをして保温状態で一週間寝かした。
分量などは全く無視した。途中何度か蓋を開けて乾燥してないか確かめる程度で、殆ど放って置いた。
できあがった物は、ネットの写真よりは黒みが少ないが、全く辛みが無く、ニンニクジャムのような感じである。
今までニンニクはネットに入れて保存していたのだが、春になると芽が出てしなびてしまう。
今年は、それを少し電子レンジで加熱したり、生のまま燻製にした。
それはそれなりに美味しいのだが、臭いがきつい。
黒ニンニクは臭いが少ないと書いてあったので、これからは黒ニンニクにして人にあげたり、保存しようと思った。
何よりも小さいニンニクでも充分美味しく食べられそうである。
おそらく、今年は芽が出る前に無くなってしまうだろう。
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