ページビューの合計

2012年7月15日日曜日

健康とストレス解消のための水泳

私は長年水泳をしている。
学生の頃は剣道は少ししていた。恥ずかしい話ではあるが、水泳は大学時代に夏用の風呂の代用として、校内の50mプールに行って泳いだ(現在は温水なので一年中泳げる)。
下宿したアパートには風呂がなかったので、適当に泳いだ後、シャンプーと石鹸で体を洗って節約した。
今でも、上郡の田舎の温水プールでは、禁止されているにも関わらず、シャワーで同じことをしている人がいるが、気持ちは分かる。

趣味として泳ぎだしたのは、博士課程への進学を諦め、赤穂に戻ってから土日暇つぶしに温水プールで泳ぎ始めてからである。
学校では剣道部の顧問をすることが多かったが、趣味では水泳を続けていた。
上郡に転居してからも、相生市のプールや上郡のプールで泳ぎ続け、結局、学校でも水泳部の顧問へ転向した。
続けられたのは、子どもに水泳を習わせている間に傍で泳いでいたからである。

そのうち、顧問として指導技術を身につけるためにレッスンを受けたり、上郡のマスターズのチームに入って練習に励んだ。
特に芦田コーチが上郡でマスターズの指導に当たってくれてから、フォームが良くなって楽に泳げるようになり、ますます水泳が好きになった。
現在のメニューはアップ(SKPS)が200×4 バタフライ(キック200 片手200 スイム50×2 25×2) 背泳(キック200 スイム50×4) 平泳ぎ(キック100 プル100 スイム50×4) クロール(ダッシュ25×4) 個人メドレー(200×1 100×2)を基本にしてだいたい1時間45分くらいでこなしいる。
以前はクロール100mを1分50秒で回して、10本くらい普通にこなしていた。
今も生徒と一緒の時は時間を掛けて5000mほど泳ぐこともある。

剣道は学生の頃にやっていた苦しい思い出が蘇り、趣味としてやろうとは思わないが、水泳は苦しめられた経験が殆ど無いので気楽にできる。
学生時代水泳をしていた人は、逆に趣味として水泳ができないのと同じである。
私は競技スポーツと健康スポーツは違うと常々思っている。
水泳部の顧問までして、自らマスターズのレースにも出たので、健康スポーツに徹していたわけではないが、進路や生活を懸けて競うことはなかった。
進路や生活を懸けて行う競技スポーツは健康にはあまり良くない。
体育の教師が現役を退いてから、指導者に徹して自ら行うスポーツから遠のくのもよく理解できる。
私が専門の研究分野で気楽に文章が書けないのと同じだと思う。

今の上郡プールは残念ながら、業者が変わってマスターズのチームも一部の人に限られてしまった。
私も芦田コーチのいないマスターズには魅力がないので、参加していない。
その分、一般に泳ぐ人も少なく、年券も他よりも安いので私はよく利用している。
上郡は1校だけの中学校には水泳部が無くて、選手は以前から苦労していたが、全国大会にもスイミングクラブから普通に出場できるようになっている 。
上郡は剣道とテニスという常識を変えていく土台を芦田コーチが築いて、現在にも引き継がれていると私は思う。
現在の業者も熱心に指導してくれているので、これからはプールも改修されて、よその町からも習いに来るだろう。
ただそうなると、私が気楽に自由に泳げる環境は失われそうだが、マッ いいか・・・


0 件のコメント:

コメントを投稿