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2025年4月1日火曜日

近代化=欧米化の崩壊の始まり

 アメリカのトランプ大統領によって世界が混乱しているのは、あらゆるところで聞かれる。

あそこまでアメリカが誇りを捨てて、好き勝手やり出すことを見たり、貧困白人出身のバンス副大統領の言動から、アメリカの没落を感じさせられる。

私は以前にも書いたように、核兵器や無差別爆撃によって大量の日本人を殺戮したアメリカに追随しなくてはならない我々を哀れに思っていた。

ただ、追随の恩恵で経済的発展を遂げて、多くの国民が物質的に豊かさを享受できたのだから、全く酷い話では無かった。

島津藩が琉球王国をうまく間接統治したのと同じ方法を、アメリカが行っていると思っていた。

しかし、今は高齢少子化が進み、若者の自殺も増え、過干渉の親に子どもが苦しみ、大規模な地震災害に怯えながら暮らしている。

何よりも、アメリカに追随して推し進めた原発の脅威を解決しないし、アメリカの温暖化を無視した政策に対抗することもできない。


そして、学問や思想でも欧米を追随するのが当たり前だった。

英語で書かれた文献を使わないと、一人前に見なされていない。

それによって、環境破壊が進み、戦争を抑制することもできなかった。

この救いがたい状況で、私は欧米の中心であるアメリカが没落すれば、日本も変わると思っていた。

しかし、ただでは没落しないことが今回よく分かった

世界を巻き添えにして、まるで巨艦が周りの小さな船や人を巻き添えにして沈んでいくのと同じようだ。

戦争犯罪とも言える核攻撃で日本を服従させた国家は、罪を問われないように消滅するまで世界を脅し続けねばならない。

おそらく、没落時の姿はソ連が崩壊したのと同じようになるだろう。

巻き添えにならないためにはどうすれば良いのか?

沈む巨艦に近づかないのが一番だし、そもそも同じ艦隊で進むのは無謀なのだ。

しかし、傀儡政権・官僚は簡単には換えることはできないだろう。

我々庶民は、アメリカに追随する政府とも一線画して生活することも考えておかねばならないと思う。


太平洋戦争時であっても、その被害を間逃れたのは田舎だった。

多くの都市市民や学童が疎開して命を守った。

少子高齢化が深刻な田舎に、疎開のつもりで移住しても良いのではないかと思う。

米不足や食糧難の時代が現実化していて、田舎の若い人も農作物を作り出した。

その点で言えば、これからは田舎の時代なのだと思う。



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