私は年金はJAバンクに入るように手続きしている。
JAバンクの支店は村にもあって、ATMでの引き出しが土日でも手数料なしでできるのが魅力だった。
年金の手続きも無料でしてくれて助かった。
ところが、正式な銀行名が長くて振り込みの手続きが面倒だし、PayPayカードでクレジットカードを作るのも時間がかかる。
そもそも、普通預金は金利が低い。
それに対して、PayPay銀行は近くのコンビニのATMが使えるし、金利が高い上にクレジットカードが簡単に作れた。
JAバンクに貯まったお金をPayPay銀行に移し、これから年金が入ったら随時移していこうと思っている。
最近、店での支払いはPayPayを用いることが殆どだ。
定期的に現金を使うのは、通院している医院の支払いだけで、薬代は薬局でPayPayで支払いポイントもついている。
買い物もamazonやYahooの通販を使うことが多い。
理由は近くに大店舗が無いこともあるが、じっくり選べるし、必要なときに買えるからだ。
物によっては1時間以上かけて比較検討している。
店に行って一つの品物にそんな時間をかけることはできない。
独自のプリペイドカードを出しているイオンなどの支払いは家内に任せている。
実は現金は意外なところでよく使っている。
それはプールのロッカーだ。
週に3回温水プールに行っているが、ロッカーにコインがいる。
上郡のプールは毎回10円必要だし、相生のプールは使うときに100円を入れて終わったら戻ってくる。
それと、たまに行く神社や仏閣でのお賽銭は小銭を使っている。
財布は土日に家内とドライブに出かけるときには持参しているが、普段プールに行くときは小銭入れにコインを入れ、スマホカバーに免許証と入れている。
鉄道を利用するときもICOCAとクレジットカードを使えば現金が必要で無くなった。
実は村のJAバンクにはかつてはスーパーマーケットのAコープが併設されていた。
それは30年ほど前に閉じられ、上郡にあった唯一の大きなAコープも数年前に閉じられた。
ある意味でJAは田舎において、今のコンビニと同じ役割を果たしていたのだった。
今住んでいる近くにはコンビニはあるが、コンビニが近くに無い村は沢山ある。
私が生まれた赤穂の鳥撫がそうだが、叔母さんに聞くと移動スーパーのとくし丸を利用しているという。
かつては叔父と二人で車に乗って買い物に出かけていたのだが、老化が進んで出かけられなくなっている。
上郡近辺はコープ神戸が個配をしてくれたり、移動スーパーがやって来てくれている。
JAの残された役割は郵便局同様に金融のみということになってしまった。
しかし、ネット銀行が普及して若い世代が乗り換えていくのも時間の問題だろう。
年金をPayPay銀行で受け取るようになったら、JAバンクは必要で無くなる。
そしたらJAは農村で何の役割を果たすのだろうか?
かつて農業資材や肥料をJAで買っていたのだが、値段が高いのでホームセンターで今は買っている。
今回の米騒動もJAと農水族の癒着に大きな問題があることが分かった。
戦後の日本の農業を担ってきた農協・JAは米と選挙のためだけに残っていくのだろうか?
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