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2018年2月10日土曜日

干し大根活用

今期はどういうわけか、大根が育ちすぎているのが多かった。
私が作っている品種は春になってもすが入りにくいタキイの「緑輝」だが、大きすぎると大味になる。
そこで、20本ほど太いのを抜いてそのまま干すことにした。
二階のベランダの庇の下でこの時期まで干して置いた。
去年は酒粕を使って30本ほど漬物を拵えた。
おいしく食べられたが、何せ酒粕代がばかにならない。
今年は何とか安く済ませようと考えた。

まず、「ためしてガッテン」でやっていた焼酎で練った酒粕漬け。
干した大根を縦に8等分くらいにして、大きめのタッパにつけ込んだ。
1週間ほどして取り出してそのまま銀杏に切って、保存用のタッパにいれ食べやすくした。
家内に試食してもらったところ、苦いという。
これは去年もそうだが、焼酎を入れるとどうしても苦くなる。
その苦さをごまかすために、練りわさびを適当に加えた。
入れた時は、涙が出るほどつんときたが、まさしくわさび漬け大根。
日が経つとこなれてきて、いくつでも食べられる。

もう一つは、キムチの素漬け。
キムチの素は大抵の野菜や山菜に使うことができる。
こちらは最初から食べやすい大きさに切って小さなタッパに入れた。
まさしくカクテキもどきである。
カクテキほどみずみずしくは無いが、私は食感がこちらの方が好きだ。
葉野菜が高騰している今は、こうして乗り切るしか無い。
といっても、大根も今年は馬鹿にならない値段である。
大根をあげて喜ばれる年は今までに無い。


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