今年も、水道局の通知で漏水注意がポストに入れられていた。
去年もそうだったが、この季節には必ず、この通知が入れられる。
ミストを一日中使っているので、使用量が大幅に増えてしまう。
水道料金も馬鹿にならないので、何か良い方法はないか考えているのだが、それには貯水タンクやポンプなどの設備投資が必要になることが分かっている。
渇水対策にも備えて、出費覚悟で早めに取りかからねばとは思っている。
今年も例年通りに水道水によるミストなのだが、晴天続きでずっと水を止めることができなかった。
ところが、一日だけ夕立があって、4mmばかり雨が降ったので、ミストを夕方には水を止めて、翌日もそのままにしていた。
すると、翌日の午後には、ミストの下にあったハイビスカスの葉が萎れてきている。
要するに、今までミストの下の植物が元気でいたのは、夜にしっかりとミストの水を受けていたからなのだ。
4mmばかりの雨量では、この灼熱をしのげないのである。
とりあえず、昼過ぎの暑い時であったが、ホースで水をたっぷりとかけて、ミストも使い始めた。
しばらくすると、萎れかけた葉も元通りになって、ホッとした。
植物の葉などを見て、もっと関わりの深い農家の人や植木職人の人は、色んな要求を聞いてあげられるようだが、水を要求していることをせいぜいか感じられる程度だ。
それにしても、我が家では鉢植えの植物はミストなしでは、生きていけないということがよく分かった。
地植えしているのも、水を2日に1回ぐらいはホースでまいている。
それでも、ミョウガやホトトギス花は葉が黄色くなってきたし、カラーはもう殆ど枯れている。
何とか生け垣のカナメや梅は持ちこたえているが、葉は元気が無い。
来週には雨の予報があるので、それに期待するしかあるまい。
以前は8月には、雨台風が西日本にはやってきて、恵みの雨にもなっていた。
このところ、台風は関東や東北に行ってしまう。
台風で農作物に被害が出るのは困るのだが、適度な雨をもたらしてくれるのは歓迎だ。
この播州平野には貯水池が多くて、干魃に耐えられるようになってはいるのだが、それはあくまで水田用である。
庭の草木を守るためには、家にも干魃対策をしなければならない時代になったと思う。
庭の草木は少しでも、涼しさを保ってくれているからだ。
ミストは必需品になったのだから、水道料金を抑えるための対策を、来年の夏までにはしておこうと思っている。
これからの灼熱時代には家においてもちゃんとした対策が必要となったことを思い知った。
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