ページビューの合計

2018年1月5日金曜日

播州清水寺への参拝

今日(1/2)、朝には既に愚犬クロと散歩で近くの山に上がっていた。
落人伝説で有名な小野豆という山頂集落である。
本当は元旦に登って初日の出を拝むべきところだったが、クロは人混みは苦手なので二日目に行くことにした。
海が見える「平家塚ふれあい公園」まで家から歩いて行った。
海は朝日に照らされて、遠くで光っていた。
海にゆかりのある平氏も、同じ景色を見ていたのだろうと思う。
海にゆかりがあるのは私とても同じで、考えてみれば赤穂に戻らなくても上郡から海は見えていた。
ただし、天気が良くなければ見えない。


山から戻ってから家族3人で出かけることにした。
今年は我が家は義父が亡くなって四九日も経っておらず喪中であり、神社への初詣は控えている。
その代わり、お寺にお参りするのは良いだろうということで、お寺に行くことにした。
私自身は最初から播州清水寺に行きたいと思っていた。
ここは兵庫教育大に通っていた頃に知り、それ以来行きたいお寺だった。
行き先は言わずに、私が運転して出かけた。
途中の安富で渋滞に巻き込まれてしまった。
これは近くの安志加茂神社への参拝の渋滞であることがすぐ分かった。
その渋滞で播州清水寺への参拝の気持ちが揺らぎ、福崎のお寺にしようかと家内に相談した。
家内は時間がかかることを覚悟で、播州清水寺を選んだ。
一か八かの裏道で、途中から渋滞は抜けることができた。

社町までは通い慣れた道で私が運転し、社町のコンビニで休憩を取り運転を代わってもらった。
篠山に抜ける山道沿いに進み、お寺の入り口にたどり着いた。
なんと、入山料が一人500円かかる。
ゲートの前に駐車場もあったので、おいて上がろうかとも思ったが、車で上がって正解ということがすぐに分かった。
険しい山道お登りついた山頂にお寺はあり、そこから見える景色は周りを見渡せて抜群だった。

駐車場はほぼ満杯で、参拝客の多いのに驚いた。
おそらく大晦日や元旦は車の渋滞が坂まで続いていたのだろう。
2日で時間も午後だったので、渋滞をまのがれたらしい。
仁王門をくぐり、大講堂に向かうと列ができている。
参拝するためにこんなに長く並ぶのは初めての経験だった。
大講堂の舞台からは遠く明石海峡などを望むことができた。
山頂から海を望むのはこの日は二度目の経験である。
そこから石段を登って根本中堂を参拝した。
そこではミルクコーヒーが振る舞われていたが、あまり人気は無かった。
因みに参拝客相手の屋台がたくさん出ていて、中には鶏の唐揚げも売っていた。
寺の中で鶏肉を売るということに抵抗を感じると家内と話したが、これも時代の流れだろう。
そして、その裏に回るとこの清水寺の由緒となった「おかげの井戸」に行き、2年寿命が延びるというので自分の姿を映した。

帰りは再び私が運転して、東条湖を回って帰った。
そこは、子供が小学生の頃、子供会から来たところだが、一緒に来た息子は。覚えていなかった。
寒いのにも関わらず東条湖ランドには、たくさんの人が来園していた。
食事がまだなので、加西のイオンに寄って、食べようとしたが駐車場が満杯で駐められなかった。
結局自宅の近くのスーパーで、買い物をして夕食となった。
急ぎ足で、食事さえできなかった、参拝だったが一年の初めとなる良い機会になった。
播州清水寺は季節ごとに良い景色が、見られるようなのでまた来たいと思った。
因みに今朝登った小野豆も播州清水寺も平氏と関係があり、ともに海が見える。
後者は清盛で前者は経盛だが、落人のような私には因縁を感じた・・・







0 件のコメント:

コメントを投稿