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2019年5月12日日曜日

青葉の因幡路2019・歴史博物館と白兎海岸

以前から鳥取に行きたかった。
それは青谷上寺地遺跡のことを、NHKのサイエンスゼロを見て、是非行ってみたいと思っていたからである。
冬場は雪が積もるので敬遠し、連休中も渋滞が予測されるので避けていた。
そこで連休の終わった後の日曜(5/12)に行くことを不意に思い立った。
家内とドライブするきっかけとして、見に行こうと思っただけなので、前もって調べることはなかった。
適当に歴史博物館でも行けば分かるだろうと思っていた。

佐用平福ICから乗った鳥取道は案の定、空いていた。
最初の目的地の鳥取市歴史博物館「やまびこ館」に行った。
青谷上寺地遺跡に関わる展示は残念ながらなかった。ただ、展示館の存在と行くルートが分かった。
奇しくも、今日の17時に鳥取西道が開通する。
朝の内に開通していてくれれば、簡単に行ける場所だった。

歴史博物館では、岡山池田家の分家筋の鳥取池田家のことが興味を引いた。
池田家は赤穂とも縁があり、姫路藩主池田輝政の子供の輝興が赤穂藩主になっている。
また閑谷学校を創始した池田輝政の孫の光政は、岡山藩主の前は鳥取藩主だった。
姫路、赤穂、岡山、鳥取や、今日通ってきた平福も池田家と関係があるところである。
国道29号線や鳥取道はある意味では、池田家の歴史をたどる道(因幡街道)とも言えることが分かった。

歴史博物館から青谷上寺地遺跡の展示館に向かった。
海岸線の国道9号を通って、道の駅「神話の里 白うさぎ」に立ち寄り、昼食にした。
二階の海に面したテーブルで、海を見ながらの贅沢な昼食になった。
おそらく、連休後の日曜だから空いていたので、普段の休日なら席の確保もままならなかっただろう。
日本海はいつ来ても、波が高い。
そして、何よりも島や対岸が見えない。
これは、瀬戸内海に育った自分には別世界に感じる。
しかし、朝鮮半島や大陸に通じる海なのである。

家内は、食事の支払いの時に、カーネーションを一輪もらって喜んでいた。
そういえば、今日は母の日であった。
私は、昨日母親に小松菜をいっぱい持って行った。
毎週土曜日に世話しに行くので、毎週(土曜が)母の日だと言い訳をしている。
しかし、心遣いという意味では、一輪の花の方が上だったのかも知れない。





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