家の庭には金柑が一本植えてある。
何も世話もしないでも、毎年実をつけてくれている。
ただ、以前は食べてみると、水気が少なく美味しくない。
同じように放っている、赤穂の畑の金柑の方が小さくても美味しい。
だから、赤穂の畑の金柑は採ってきて、焼酎に毎年漬けている。
ところが、今年の庭の金柑は大きくて、しかもジューシーで甘い。
だから、このところ毎朝二粒ずつ食べている。
というのも、テレビ番組で毎日2粒食べて健康を保っているというのを見たからだ。
その人は、冷蔵庫に買ってきた金柑を保存していた。
売っている金柑は、高いが大きい。
きっと、ちゃんと摘果して大きくしているのだろう。
金柑に関しては、摘果してまで採ろうとは思えない。
ただ、庭の金柑は摘果しなくても、実の数は多くない。
品種のせいか、単に他の果実同様に鳥が蕾や花を食べているのか分からない。
鳥が金柑の木にも寄ってきていることは確かである。
ただ、実が熟しても鳥はあまりついばまない。
もうひとつ、金柑が美味しくなった理由として考えられるのは、愚犬クロの糞である。
庭にしたクロの糞を、以前は金柑の根元に捨てていた。
それが良い肥料になって、美味しくなったのかも知れない。
あまりそれを思うと、美味しさも半減するが、これも自然の摂理と思えば良い。
金柑は結構長持ちするので、しばらくは私のビタミン補充のサプリ代わりになるだろう。
焼酎漬けした金柑酒も美味く出来ている。
こちらは、砂糖を入れなくても十分に甘い。
さっぱりとした味わいでおすすめである。
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