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2017年11月14日火曜日

足底筋膜炎からの回復

ここ一月以上足の裏親指と中指の付け根あたりの痛みに苦しんでいた。
最初は、プールのターンで壁をきつく蹴るせいかとも思った。
しかし、最近プールに行けなくなっても痛みは続く。
プールに行けなくても、犬の散歩は欠かせなかったのである。
私は犬の散歩に最低7km、多くて10kmほど歩く。
底が薄かったり、硬い靴は避けてジョギングシューズを履いていた。
どうもそれが良くなかったらしい。
と言うのは、ジョギングシューズは履き心地が良いので歩く姿勢を気にしない。
そして、朝露で濡れるのが嫌なので、アスファルトの道を歩いていた。
そんな折、日曜朝の番組「健康カプセル! ゲンキの時間」で「足」の特集が11/5にあった。
私はこの番組はずっと録画し続けているので、欠かさず見ている。
この「足」特集で「足底筋膜炎」の症状が私にぴったり当てはまると思った。
番組のネットで調べると(http://hicbc.com/tv/genki/archive/171105/)
「足の裏に張っている筋膜に炎症が起き、小さな断裂を起こすことで主にかかとが痛む病気です。朝の第一歩目が特に痛みます。」
私の痛いのはかかとではないが、朝の第一歩が特に痛むというのがぴったりである。
朝に限らず、歩き始めが非常に痛み、車から降りてびっこを引いたりもする。
そのくせ歩き始めると痛みも治まり、また長い距離を歩いてしまう。
この番組を見て、まず靴はトレッキングシューズに、インソールを入れて履くようにした。
そして、なるべく路肩の草の生えた土道を歩くようにした。
それでもなかなか直らない。
相変わらず、夜寝る前にインドメタシンの塗り薬を塗らなくては行けない。

そんなある日、紅葉がきれいなので近所の山を登ることにした。
きつい坂道で、足の具合を意識した。
平地で歩くより足裏の指の付け根の負担が少ない。
これは姿勢の問題だと思った。
意識してみれば、自分は前屈みで猫背のようにして歩いている。
それはどうしても犬を意識しているので、下を向くことになる。
また、このところ少々沈みがちの気分も影響していたようだ。

私は少しだけ剣道をしていたので、背筋を張ることは体得している。
問題はどうしてもすり足になることだ。
剣道の上段者が、ゴルフ場ですり足で歩いて芝生を痛め、怒られたと言うことを聞いた。
私も家内と歩いていて、靴を擦って歩くとよく注意される。
そういう欠点はあるものの、姿勢だけは良いのである。
その姿勢がこのところ悪かったらしい。
それ以降姿勢に気をつけるようになって、痛みは治まってきた。
要するに、前屈みで前に重心があり、足の先に負担がかかっていたのである。
ジョギングシューズだから、負担がわかりにくく放置してしまっていた。

今テレビ番組の「陸王」も毎週欠かさず見ているが、いかにシューズが重要かというのがよく分かる。
走らなくても、長く歩く場合も馬鹿にはできない。
分厚く柔らかいシューズは、歩く場合でもそれなりにリスクも抱えていると言うことでもある。
本当は地下足袋を履いて歩きたいのだが、私は体重が重いのでそれもかなりのリスクになる。
以前底の浅いジョギングシューズを履いて練習していて、今回と同じ足底筋膜炎の症状になった。
自分の体型に合ったシューズは慎重に選ばなければいけない。
私にはシューフィッターがいないので、自分で考えねばならない。

そして、やっと本格的なトレッキングシューズを買った。
本格的と言っても、6000円ほどの安い足首まであるシューズである。
因みに本格的なトレッキングシューズは1万円以下はあまりなかった。
安いながら履き心地が全然違うことが分かった。
前の部分が上に反っているので、円運動が足先に生じている。
最初はつま先が馴染まず痛かったが、その内足に合ってきた。
それを数日する内にかなり痛みは治まったのである。
やはり、長い距離を歩く時はそれなりのシューズが必要だと実感した。

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